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JR東海と西、会員制予約サービスのスマホ無料アプリ提供

日時: 2017年03月01日 15:15

「EX予約アプリ」画面イメージ(JR東海発表資料より)

「EX予約アプリ」画面イメージ(JR東海発表資料より)【写真詳細】

 JR東海とJR西日本は23日、東海道新幹線と山陽新幹線の会員制ネット予約サービス「エクスプレス予約」を、より便利に利用できる無料のスマートフォンアプリの提供を開始した。

 アプリの名称は「EX予約アプリ」で、「新規の予約(時刻指定・列車名指定)」「予約の確認」「予約変更・払い戻し」「グリーンプログラムポイントの残高照会」「エクスプレス予約からのお知らせを表示」「新幹線運行状況」などの機能が利用できる。また、iOS版端末機器の指紋認証(Touch ID)機能を利用すればスピーディーなログインが可能。

 同アプリを利用するには、エクスプレス予約会員である「JR東海エクスプレス・カード会員(個人・法人)」「J-WESTカード(エクスプレス)会員」「ビュー・エクスプレス会員」であることが必要。アプリが利用できる端末機器のOSは、iOS 9.0以降、Android 5.0以降。

 また、エクスプレス会員以外も「交通系ICカード」で両新幹線を気軽に利用できる新しいチケットレスサービスの名称が「スマートEX」に決まったことも発表。サービス開始時期は9月末が予定されており、サービス開始日や具体的な内容については決まり次第発表される。

 「EX予約アプリ」と「スマートEX」によって提供されるサービスの違いは、「EX予約アプリ」が専用クレジットカードに入会することで利用できるのに対し、「スマートEX」は利用者が所有するクレジットカードと交通系ICカードを登録することで利用できる点である。両方ともスマートフォン、パソコンなどから簡単な操作で予約できるが、価格は「EX予約アプリ」は安い会員価格で利用できるのに対し、「スマートEX」は駅で購入する価格とほぼ同じとなる。(阪木朱玲)

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