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BookLiveと三省堂、絶版本など入手困難な書籍を紙と電子の両方で復元して販売

日時: 2013年03月07日 21:31

「インタラクティブ ブック ソリューション」の流れ(画像:BookLive)

「インタラクティブ ブック ソリューション」の流れ(画像:BookLive)【写真詳細】

 国内最大級約12万冊の電子書籍を取り扱うBookLiveと三省堂書店は7日、絶版本など書店で入手困難な書籍を紙と電子の両方で復元して販売する「インタラクティブ ブック ソリューション」事業を、同日より開始すると発表した。

 「インタラクティブ ブック ソリューション」は、BookLiveが運営する総合電子書籍ストア「BookLive!」と、三省堂書店が運営する「三省堂書店オンデマンド」を連動させた新事業。絶版本や入手が困難になった本などを両社のいずれかが出版社に交渉して電子データ化し、電子書籍を「BookLive!」で、紙の書籍を「三省堂オンデマンド」を通じて販売する。

 同事業により、両社はこれまでより多くのコンテンツを揃え、在庫を持たずに書籍を販売でき、顧客は電子と紙の好きな方を選んで欲しかった本を購入することができるようになる。

 同事業の最初の施策として、「BookLive!」で配信して好評だった株式会社平凡社の「東洋文庫」を、新しく「三省堂書店オンデマンド」でも販売開始する。「東洋文庫」はアジア各地の古典作品を翻訳し、詳細な解説をつけた叢書シリーズで、入手困難で古書市場で高値をつける作品を多く含み、根強い人気を誇っている。

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