NTTドコモは25日、海外94カ国・地域でパケット通信を1日（24時間）単位で利用できるサービス「海外1dayパケ」を12月2日から提供すると発表した。料金は定額980円、1,280円、1,580円の3種。利用データ量が30MBを超えると速度制限がある。

　同サービスは、「Xi」または「FOMA」の総合プランでspモードまたはiモードなどインターネット接続サービスを使用している利用者向けに提供されるもの。データ通信専用プランでは利用できない。

　ドコモショップやドコモインフォメーションセンターなどでサービスを事前に申し込み、海外で専用アプリなどから利用開始操作を行うことで利用できる。

　利用開始操作後の24時間の利用分が定額となり、24時間経過後はパケット通信が自動で停止されるため、使い過ぎることはない。

　制限として、利用開始から24時間以内に利用のデータ量が30MBを超えた場合、通信速度が送受信時最大16kbpsになる。

　30MB超過後は、利用の再開操作を行うと、24時間の定額料を新たに支払うことで速度制限前の速度で利用できるという。

　対象国・地域と料金は下記の通り。

○980円：韓国、台湾、香港、インドネシア、シンガポール、タイ、ベトナム、マカオ、マレーシア、グアム、サイパン

○1,280円：中国、オーストラリア、イギリス、イタリア・バチカン、オーストリア、オランダ、スペイン、ドイツ、フランス、カナダ、など

○1,580円：アメリカ（本土）・ハワイ、インド、フィリピン、ニュージーランド、スイス、トルコ、ロシア、ブラジル、アラブ首長国連邦、エジプト、など