ソフトバンクモバイルは11日、2013年3月上旬以降に発売予定のスマートフォン「AQUOS PHONE Xx（ダブルエックス） SoftBank 203SH」（シャープ製）に、新世代ディスプレイ「IGZO（イグゾー）」を採用すると発表した。

　「IGZO」は、光の透過率を高めるとともに消費電力を大幅に抑え、画面の明るさと電池消費量の低減を両立したシャープの新世代ディスプレイ。今回、大画面・高画質でありながらニーズの高い長時間の電池持ちを実現できるディスプレイとして「AQUOS PHONE Xx 203SH」に搭載することが決定した。

　「AQUOS PHONE Xx 203SH」は、4.9インチの大画面とHD（1280×720ドット）解像度による高画質と省電力を実現した新世代ディスプレイ「IGZO」を搭載。さらに、「Dolby Mobile v3」も搭載しているため、迫力ある大画面液晶に臨場感のある音声で映像やゲームなどを楽しめる。その他、Android 4.1の搭載により、現在位置やスケジュール、検索履歴などからユーザーが必要とする情報を提供する「Google Now」などに対応している。

　下り最大76Mbpsの高速通信「SoftBank 4G」に対応かつ1.5GHzクアッドコアCPUを搭載し、高速通信と高性能CPUで高画質な動画の再生などをスムーズに行える。また、シャープ独自のタッチ操作チューニング技術「ダイレクトトラッキング」によってタッチ操作の反応速度となめらかさを高いレベルで両立し、指に吸いつくような快適な操作性を実現している。

　メインカメラには、有効画素数1630万画素のCMOSカメラを搭載。裏面照射型CMOSセンサーによって暗い場所でもノイズの少ない写真を撮影できる。また、画質を落とさず手ぶれを抑える「光学式手ぶれ補正」と、ISO感度と露光時間の調整でシャッターの高速化をはかり手ぶれを抑制する「電子式手ぶれ軽減」を搭載。加えて、声をかけるだけでシャッターを切ってくれる「Voice Shot」を使えばさらに手ぶれを抑えて撮影できる。

　IPX5／IPX7相当の防水とIP5X相当の防塵に対応。おサイフケータイや、ワンセグ、赤外線など従来の携帯電話にあった便利な機能も利用可能。また、今回新たにNFCを搭載。さらに、2,200mAhの大容量バッテリーを搭載し、長時間利用する際にも安心。