パナソニックは13日、法人向けの耐衝撃タブレット「TOUGHPAD」シリーズに、20インチ画面の「UT-MA6」を追加すると発表した。価格はオープンで、発売は6月の予定。

　同製品は、4K解像度（3840×2560ドット）の20インチIPS αパネルを搭載し、約230ppiの高精細な表示が可能だという。アスペクト比を15:10とし、A3サイズの紙面をほぼ同じサイズで表示できるという。

　動作時に一般的な机の高さを想定した高さ76cmからの底面方向の落下試験を実施し、さらに、非動作時に、高さ30cmからの26方向の落下試験を実施したという。

　CPUには、2.1GHzの第3世代インテルCore i7-3687U vPro プロセッサーを搭載した。また、グラフィックプロセッサーにNVIDIA QUADRO K1000Mを搭載し、CAD/CAMya3Dグラフィックス制作がストレスなく行える性能にしたという。

　RAMは16GBで、ストレージは256GBのSSDを採用している。インターフェイスには、LANコネクター(1000BASE-T)、4K解像度対応Mini DisplayPort、スマートカードリーダーUSB3.0ポート(標準サイズ）、SDXCカードスロット、拡張バスコネクターを備えた。

　カメラは、外側に約500万画素、内側にHD（1280×720ドット）のものを搭載する。なお、バッテリー駆動時間は約3時間となっている。オプションとして、電子タッチペンが用意されている。

　サイズは、幅475 mm×奥行 334 mm×厚み12.5 mm、質量は約2.54kgとなっている。

　OSは、Windows 8.1 Pro 64ビット版のUT-MA6027HBJと、Windows 7 Professional 64ビット版のUT-MA6027HCJの2種類が用意される。

　なお、保証期間はユーザー登録で1年間から3年間に延長することができる。（松本茂樹）