パナソニックは2日、法人向け10.1型モバイルノートパソコン「レッツノートRZ4シリーズ」を10月17日から発売すると発表した。折りたたんでタブレットとしても利用できるコンバーチブル型で、745gの軽量さが特徴。同社調べでコンバーチブル型では世界最軽量という。価格はオープン。

　同社によると、「RZ4シリーズ」では、モバイル端末にとって重要な「軽量」「長時間」「頑丈」「高性能」の4つの要素を追求した。軽量コンパクトながら、優れた操作性、長時間駆動、充実したインターフェースなど、レッツノートの強みは継承した。

　CPUは消費電力を大幅に低減した最新のCore M-5Y70 vPro（1.10GHz、ターボ時最大2.60GHz）を搭載。自社製の新開発高容量バッテリーと組み合わせ、JEITA 2.0で約10時間、JEITA 1.0で約14時間の長時間駆動を実現した。

　本体は軽量と堅牢を両立させる頑丈設計で、76cm落下試験、100kgf加圧振動試験をクリアしている。

　ディスプレイは、10.1型WUXGA(1920×1200ドット・16:10) IPSタッチパネル液晶、キーボードは、打ちやすい1.5mmストロークとなっている。

　インターフェースとしては、HDMI、VGA、USB3.0ポート×3、有線LAN、SDメモリーカードスロット（UHS-II高速転送対応）を備える。

　OSは、Windows 8.1 Pro Update 64ビットもしくは、Windows 7 Professional 32ビット（Windows 8.1 Pro ダウングレード権行使）、メモリは4GB、ストレージはSSD128GB、光学ドライブは搭載しない。

　セキュリティ性を高める非接触ICカードリーダーを内蔵するなど、用途に合わせたカスタマイズも可能となっている。