世界初!工学院大学と富士通の共同開発により「超解像技術」をスマートフォンに搭載
超解像OFFとON【写真詳細】
工学院大学(所在地:東京都新宿区西新宿 学長:佐藤 光史)の情報学部情報デザイン学科 合志 清一教授の研究グループは、スマートフォン上で映像のリアルタイム再生が可能な、先進的な超解像技術の開発に世界で初めて成功しました。
これは、従来の理論的限界を超える高精細化の技術を応用した取り組みで、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 達也)との共同開発により実現しました。
工学院大学が開発した超解像技術は、すでに多くの放送・映像メーカーからも高く評価されており、国際的にも注目されています。その技術をベースに、今回、スマートフォン上で映像のリアルタイム再生が可能となる先進的な超解像技術を世界で初めて開発しました。
一般に、超解像技術は複雑な処理を必要とし、映像信号をリアルタイム処理するためには、ハードウエア上の動作に限られてきました。本学の超解像技術は、一般的には用いられていなかった、独自の非線形信号処理方式を採用することで、スマートフォン上でソフトウエアによる動作を実現。この超解像技術の搭載により、かつてないレベルの高精細化を実現し、ボケ感のないくっきりと鮮明な映像をスマートフォンで楽しむことができます。この方式は、映像のナイキスト周波数*を超える高精細成分の画像を再生可能することにより実現しています。
*ナイキスト周波数:ある信号を標本化するとき、そのサンプリング周波数 fs の 2分の1 の周波数のこと。
■富士通株式会社との共同研究により製品化
新開発の超解像技術は、富士通株式会社との共同研究により製品化され、「arrows NX F-02H」として販売されます。
「arrows NX F-02H」製品サイト
http://www.fmworld.net/product/phone/f-02h/display.html
プレスリリース情報提供元:@Press
スポンサードリンク
その他の最新プレスリリース
- 建設業向けクラウド型デジタル工程アプリ「GaNett(TM)」の提供開始~建設DX関連サービスを「tateras(TM)」として新たに体系化して展開~
- 屋内環境予測AIを用いた空調最適制御サービス導入について
- ユニファとNTT Com、保育総合ICTサービス「ルクミー」で保育サービスの充実と保育者の働き方改革を推進
- 「経済産業省 特許庁 知財功労賞」において特許庁長官表彰(オープンイノベーション推進企業)を受賞
- 栃木県鹿沼市、ドコモ、NTT Com、カキヌマ、DXでやさしいまちづくりに向けた連携協定を締結
- TBSテレビ「オールスター感謝祭’24春」の位置情報取得に「Mobile GNSS」を提供
- 「アプレット領域分割技術」を活用したNTT ComのSIMが非対面決済向けクラウド型決済端末でトップシェアのアイティアクセスのクラウド型決済端末に採用
- 高解像度カメラ搭載の自律飛行型ドローン「Skydio X10(TM)」の注文受け付けおよび日本初の「Skydio X10(TM)」「Skydio Dock(TM)」のSkydio認定講習の提供を開始
- ユーザビリティ向上とDX推進を目指しスマホアプリ開発をスタート システム開発事業の新たなサービスとして強化
- 電話で脳の健康状態を確認できる法人サービス「脳の健康チェック」を提供開始