IoTで業務プロセスを革新、RFIDの一括管理アプリを開発

日時: 2016年11月01日 14:00

発表:トッパン・フォームズ株式会社

RFtouch(イメージ)

RFtouch(イメージ)【写真詳細】

RFtouch

 情報管理ソリューションのトッパン・フォームズ株式会社(以下、トッパンフォームズ)は、スマートデバイスの拡張性を活かし、各種情報連携に対応するRFID(無線通信による個体認識)アプリケーションソフト「RFtouch(アールエフタッチ)」を開発しました。11月より提供を開始します。
 「RFtouch」はiOS対応アプリで、iPhoneまたはiPodtouchと装着型リーダー・ライターを組み合わせて使用します。RFIDを活用した個体管理は専用ハンディー端末と管理用PCでの運用が一般的ですが、広域の現場や屋外での運用に課題を抱えていました。それが「RFtouch」によりスマートデバイスでの運用が可能になることで機動性や操作性の向上に加え、端末が持つ通信機能によりリアルタイムでのデータ送受信からシステムアップデートまでの一元管理が可能になるなど利便性が飛躍的に向上します。また将来的にGPSで取得した位置情報やカメラ機能で撮影した画像をIDに付加し高精度なロケーション(位置)管理を実現するなど、スマートデバイスならではの拡張性も備えた優れたソリューションを提供していきます。

【背景】
 製造業を中心にIoT(モノのインターネット)の活用が広がっています。製造工程内の製品、使用部品、機械、工具、作業者、湿度、時間などさまざまな「モノ」の情報を収集・分析することで、効率改善・品質向上に役立てることができるためです。その情報の収集方法の1つとしてRFIDの活用があります。これまでの読み取り機器は、ハンディー端末や据え置き型端末が主役でRFIDのメモリー情報を取り込んで送信することに機能が限定され、リアルタイム処理による情報連携や屋外利用などを想定していないため、利用シーンに制約がありました。そこでデータ収集だけではなく、管理用PCを使わずに上位のシステムにも簡便にアクセスできるスマートフォンなどのスマートデバイスを活用できる専用アプリの開発に至りました。

【特長】
1. iPhoneやiPodtouchなどのスマートデバイスでICタグを利用したRFID管理を実現
2. ICタグ情報の収集に加え、ネットワーク環境利用で管理システムへ1デバイスでアクセス可能
3. 携帯性・操作性の向上で幅広いユーザーに対応。入出庫や棚卸しなどの既存機能を
  網羅しつつ、ICごとのステータス状態登録が手軽
4. 専用端末に比べて端末価格は安価で導入しやすい
5. 将来的にスマートデバイスが持つ位置情報やカメラなどとID情報の連携が可能

【今後の展開】
トッパンフォームズは、長年培った得意先業務に合わせたRFIDのシステム開発経験があります。これを活かし、より良い業務アプリケーションを実装し、業務効率化につながるシステムを盛り込んだソリューションを開発・提供を行います。
トッパンフォームズでは、ICタグやシステム開発分を含め「RFtouch」で2019年に5億円の売り上げを見込みます。

以上

※ 「RFtouch」は、トッパン・フォームズ株式会社にて、商標登録出願中です。
※ iPhone、iPodtouchは、Apple Computer, Inc.の米国およびその他の国における登録商標です。

プレスリリース情報提供元:@Press

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