バスロケーションサービス「SkyBrain」提供開始!あらゆる場所に高精度なバス情報配信を実現

日時: 2017年04月26日 11:00

発表:株式会社ヴァル研究所

「SkyBrain」を導入した丸自動車興業株式会社のデジタルサイネージの事例(2枚つづり)

「SkyBrain」を導入した丸自動車興業株式会社のデジタルサイネージの事例(2枚つづり)【写真詳細】

「SkyBrain」を導入した丸自動車興業株式会社のデジタルサイネージの事例(1)
「SkyBrain」を導入した丸自動車興業株式会社のデジタルサイネージの事例(2)

乗り換え案内サービス「駅すぱあと」を提供する株式会社ヴァル研究所(本社:東京都杉並区、代表取締役:太田 信夫)は2017年4月26日(水)、バスの利便性向上・利用促進のため、安価な通信費用で「あらゆる場所へのバス情報の配信」や「任意の地図へのマッピング」ができる、バス事業者向けのバスロケーションサービス「SkyBrain(スカイブレイン)」の提供を開始します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/127512/img_127512_1.jpg

バスロケーションサービスとは、無線通信やGPSなどを活用してバスの位置情報を収集し、バス停の表示板やパソコン、スマートフォンなどに情報を配信するバスロケーションシステムを用いたサービスを指します。
交通渋滞や悪天候で定時運行ができていない際、バス事業者やバス利用者にリアルタイムでバスの現在位置や到着予定時刻を提供でき、「バスが今どこを走っているのか知りたい」などのニーズに対応します。

既存のバスロケーションシステム/サービスでは、マップ・路線図上のバスの現在位置の表示がずれたり、バスの到着予定時刻の精度が悪くなったりするなどの課題がありました。また、通信費用や端末・機器費用などを含めると高価になり、バス事業者が価格面で導入を断念するケースもあります。

そこで、ヴァル研究所は独自の位置情報補正技術をもとに、高精度なバスの現在位置の取得・表示を実現し、安価な通信費用で位置情報の送信・集積・活用をパッケージ化したバスロケーションサービス「SkyBrain」を開発しました。2017年4月26日(水)より正式に提供を開始します。

ローンチパートナーとして、無料巡回バスを運行する日の丸自動車興業株式会社様にご協力いただき、「SkyBrain」の開発・テストを進めてきました。現在、正式に導入いただき、同社の「丸の内シャトル」「メトロリンク日本橋」「メトロリンク日本橋Eライン」に対応するアプリや周辺施設のデジタルサイネージなどに活用されています。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/127512/img_127512_4.png
▼iOS版「無料巡回バス」
https://itunes.apple.com/jp/app/wanno-neishatorubasu/id687729554?mt=8
▼Android版「無料巡回バス」
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.hinomaru.marunouchiviewer.android&hl=ja

■「SkyBrain(スカイブレイン)」について
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/127512/img_127512_5.png

<提供・実現すること>
【端末と位置情報発信アプリ】
バスに搭載する端末および位置情報を発信するアプリを提供します。端末はSIMフリーのスマートフォンを利用しており、設置場所の確保が不要です。また、SIMは「SORACOM Air」(※)を採用し、低価格の通信を実現します。
※SORACOMおよびSORACOM Airは、株式会社ソラコムの登録商標または商標です。

【位置情報集積基盤】
バス搭載端末から発信された位置情報を集積する“クラウド基盤”を提供します。インターネットを介して集積した情報をさまざまな場所・形で活用することが可能です。既存のバスロケーションシステム/サービスとも連携できるため、既存システム/サービスへ「SkyBrain」の機能をアドオンさせることもできます。

【Illustration Map/Map マッピング機能】
バス事業者保有の任意の地図(絵地図含む)や路線図へ、高精度なバスの現在位置をマッピングできる機能を提供します。独自技術によって、既存のバスロケーションシステム/サービスで課題となっていた「バスの位置や発着予定時刻のずれ」を解決します。

【SkyBrain API】
「位置情報集積基盤」に集積されたバス情報(位置情報、速度、方向など)と、「Illustration Map/Map マッピング機能」をweb APIとして提供します。APIを活用することで、Webサイトやスマートフォンアプリ、商業ビルや病院内のデジタルサイネージなど、バス利用者に対してさまざまなデバイス/タッチポイントでの情報配信が可能です。

【iOS/Android端末およびデジタルサイネージ向けWebサービス】
iOS/Androidで現在位置などの情報が確認できるアプリを提供します。標準機能として備えているため、開発期間などはかかりません。また、デジタルサイネージに最適化されたHTMLや画像を配信する仕組みも提供します。

【乗降客数の集計と表示】※オプション機能
別途バス車内に乗降客数をカウントする機器を設置することで、乗降客数情報の集計を行い、Web上の管理画面で確認やデータのダウンロードが可能です。

<今後の展開>
1. 位置情報連動広告への展開
バス車内に設置されているディスプレイなどに、取得した位置情報から次の目的地までの指定区間に任意、または関連性の高い広告/コンテンツを配信します(位置情報連動広告)。ヴァル研究所が保有する特許技術(特許第5272231号(P5272231))を活かした広告展開で、バス事業者の収益に貢献することを目指します。

2. LINE Botなどのチャットボットへの展開
「SkyBrain API」を活用したLINE Botを、今後提供する予定です。利用者が使い慣れたアプリや方法でバスの情報にアクセスできるようにすることで、バスの利便性向上を目指します。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/127512/img_127512_6.png

<製品概要>
サービス名 :「SkyBrain(スカイブレイン)」
提供開始日 :2017年4月26日(水)
サービス提供価格:年間10万円/車両(税抜/通信費含む)
※端末・機器は別途ご用意いただく必要があります。
※初期費用は路線やマップ数で別途見積もりが発生します。
※個別のデザイン、対応などは別途見積もりが発生します。
お問い合わせ先 :株式会社ヴァル研究所
Business Development Dept. 篠原
MAIL:info@val.co.jp

■株式会社ヴァル研究所について
1988年にMS-DOS版の経路検索システム「駅すぱあと」を発売して以降、全国の公共交通機関データと高い信頼性をベースにさまざまな法人向け、個人向け製品・サービスを展開しています。
主力となる法人向けでは、通勤費管理/申請システムやビジネス・サポートサービス「RODEM」などを提供しており、12万社以上を顧客に持ちます。また、近年は「駅すぱあと」の膨大なデータや機能をAPIとして提供し、企業・団体との共創・コラボレーションに取り組んでいます。

商号 :株式会社ヴァル研究所
代表取締役:太田 信夫
所在地 :東京都杉並区高円寺北2-3-17
設立年月日:1976年7月26日
資本金 :4,100万円
企業サイト:https://www.val.co.jp/


※記載されている会社名、製品・サービス名は各社の登録商標または商標です。
※仕様や提供内容については予告なく変更となる場合があります。

プレスリリース情報提供元:@Press

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