「地域IoT プラットフォーム」の提供を開始 -中小市町村におけるIoT 活用の為のプラットフォームを提供-

日時: 2019年04月25日 10:00

発表:エイムネクスト株式会社

「地域IoT プラットフォーム」の提供を開始 -中小市町村におけるIoT 活用の為のプラットフォームを提供-

「地域IoT プラットフォーム」の提供を開始 -中小市町村におけるIoT 活用の為のプラットフォームを提供-【写真詳細】


エイムネクスト株式会社(本社・東京都港区、清 威人 代表取締役社長)は、宮崎県・高鍋町(黒木敏之町長)と締結した連携協定をもとに進めてきた実証実験の成果をもとに、「地域IoT プラットフォーム」を各地域のシステム会社に対して提供を始めます。高鍋町で実証した独自のスキームを活用することで、IoT・センサーデータ活用について初期費用や月額使用料を従来のものに比べ10 分の1 から100 分の1 と各段に安く実現できること、個別の利用者、アプリケーション毎にデータ収集のためのネットワーク、無線等の準備をすることが不要となることで、カバーエリア内でのIoT 導入を手軽に始めることが可能となります。

エイムネクスト株式会社(本社・東京都港区、清 威人 代表取締役社長)は、宮崎県・高鍋町(黒木敏之町長)と締結した連携協定をもとに進めてきた実証実験の成果をもとに、「地域IoT プラットフォーム」を各地域のシステム会社に対して提供を始めます。高鍋町で実証した独自のスキームを活用することで、IoT・センサーデータ活用について初期費用や月額使用料を従来のものに比べ10 分の1 から100 分の1 と各段に安く実現できること、個別の利用者、アプリケーション毎にデータ収集のためのネットワーク、無線等の準備をすることが不要となることで、カバーエリア内でのIoT 導入を手軽に始めることが可能となります。


高鍋町では省電力で接続範囲が広域の通信技術LPWA(Low Power Wide Area)の一つ「LoRa」と、温室度などデータ量が小さいセンサーに関しては、微弱なエネルギーで自己発電できるエネルギーハーベスティングの近距離無線技術「EnOcean」の2つを組み合わせて活用しています。LoRa のGateWay を数か所敷設することで、高鍋町内全域をカバーできるIoT データ収集インフラを簡単に安価に実現しました。

また、「EnOcean」を活用することで、センサーに対する電源供給が不要となり、センサー設置の自由度が広がるとともに、電源の取り換えなどの保守工数を限りなくゼロに近づけることが可能となっています。


現在までに①観光施設の来場者数管理、②露地畑での温湿度管理、③ビニールハウスにおける温湿度と二酸化炭素量管理、④ホーム・オフィスセキュリティ管理、⑤高齢者の見守り、⑥GPS による位置情報管理、⑦ 設備稼働状況管理―等のアプリケーションが開発済みであり、今後様々な用途のアプリケーションがラインアップされる予定です。(高鍋町域内では、だれもが即座に上記アプリケーションの利用を開始することが可能になっています)


今回のサービスでは、各地域のシステムインテグレーターに対して

〇 インフラ構築の機器構成と構築ノウハウ

〇 インフラ構築において必要となるソフト(通信関連 等)

〇 各種アプリケーションと共通機能

〇 データベース

〇 データ分析技術 等を

ソフトウェア、ドキュメント(マニュアル)、トレーニング、という形で提供します。


各地域のシステムインテグレーターは、上記を取得、習得することで自社の既存のノウハウ、スキルに依存することなく、サービスを始めることが可能となります。(必要に応じ当社から技術サポートも提供します)(アプリケーション毎にデータの集約/補正、データベース、アルゴリズム、ユーザーインターフェースのほか、共通機能としてユーザー管理や課金管理などをプラットフォームとして提供していく予定です)


さらに、当社が開発した既存のアプリではなく、各地域のシステム会社が独自のローカルアプリを開発した場合、当社の承認を受けることにより全地域で公開・利用できるようにしていきます。新規アプリケーションを開発した会社がロイヤリティを受け取る形をとることで共存共栄を図りつつ、重複投資を防ぐエコシステムを発展させていくことを目指しています。


料金は環境や提供レベルにより上下はしますが、目安として例えば町内で1,000 センサーの利用とした場合、センサー1個あたり月額1000 円前後、10,000 センサー利用の場合、センサー1個あたり月額100 円~200 円程度とすることで事業を成り立たせていくことが可能となります(センサーなどのH/W はユーザーが購入)。他社のサービスでも利用料が安いケースもありますが、インフラの構築コストまで含めたTOTAL コストでは高額となるケースが多く、今回のサービスでは、それらTOTAL コストを極めて低く実現していることが特徴の一つです。


サービスの提供対象は、人口10 万人以内の市町村(山間部を除く)の、地域に根差したシステムインテグレーター及び行政となります。


来る、6月4日(火)の13 時30 分から、今回の実証実験の成果を関係者に広く知って頂くために、高鍋町美術館大ホールで「高鍋町IoT カンファレンス」を開催します。当社の清威人代表取締役社長が成果を発表するほか、共同で事業を進める株式会社サードウェーブ(本社・東京都千代田区、尾崎 健介 代表取締役社長)による映像分析の紹介や、プライバシー関連技術の国際標準化推進の第一人者である崎村夏彦氏による講演も予定しております。講演終了後には実証実験の現場視察や弊社高鍋オフィス(築130 年の古民家)の見学会も予定しています。


今後も高鍋町のインフラ構築の実用化に向けた取り組みを加速させ、地域のシステムインテグレーターと地域社会が共に成長できるモデル作りを進めて参ります。


■エイムネクスト プロフィール

2001 年10 月に設立したエイムネクストは、コンサルティング、ソフトウェアエンジニアリング、ビジネスア

プリケーションや組込みソフトウェアの設計・開発、顧客企業と共同での新規事業立ち上げ等の幅広いサービスを提供しています。また、中国、ベトナム、インドネシア、シンガポールに現地法人を有し、企業の東南アジアや中南米進出に向けたコンサルティングや各種支援も行っています。


コーポレートサイトURL http://www.aimnext.co.jp/

プレスリリースURL http://www.aimnext.co.jp/files/PR_takanaba_IoTplatform.pdf


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM1NjI0NCMyMjAxNTIjNTYyNDRfZll1eWtwUElOdS5KUEc.JPG ]


プレスリリース情報提供元:ValuePress!

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