アフリカ地域における鉱物資源を巡る紛争問題へ、 認定NPO法人テラ・ルネッサンスの活動を寄付で支援します

日時: 2020年03月31日 10:00

発表:株式会社ゲットイット

アフリカ地域における鉱物資源を巡る紛争問題へ、 認定NPO法人テラ・ルネッサンスの活動を寄付で支援します

アフリカ地域における鉱物資源を巡る紛争問題へ、 認定NPO法人テラ・ルネッサンスの活動を寄付で支援します【写真詳細】

アフリカ地域における鉱物資源を巡る紛争問題へ、 認定NPO法人テラ・ルネッサンスの活動を寄付で支援します
アフリカ地域における鉱物資源を巡る紛争問題へ、 認定NPO法人テラ・ルネッサンスの活動を寄付で支援します


株式会社ゲットイット(本社:東京都中央区、代表取締役:廣田優輝)は、認定NPO法人テラ・ルネッサンス(事務局:京都市下京区、理事長:小川真吾)が実施するアフリカ・コンゴ民主共和国での支援事業を寄付により支援いたします。

レアメタルをはじめとする天然資源をめぐる権益争いに巻き込まれる子どもたち

コンゴ民主共和国では、1998年以降の紛争によって多くの死者(540万人以上)が発生しました。この紛争の背景には、レアメタルをはじめとする天然資源をめぐる権益争いがあるとされ、推定3万人以上もの18歳未満の子どもたちが兵士として徴用されました。


先進国におけるIT機器運用から変えられることを

ゲットイットは、事業分野におけるSDGsへの貢献を模索する中で、IT機器運用をより持続可能なものとするためには、ITに関わる事業者が積極的にこれらの問題にも目を向ける必要があるとの認識に至りました。

当社は、中古ITハードウェアサービスプロバイダーとして、顧客企業におけるコスト削減・資産運用効率化を支援しつつ、“Sustainable Computing™” を表号に、機器の循環市場の開拓および第三者保守サービスによる機器のライフサイクル伸長に取り組んで参りました。しかし、機器の製造から処分までのライフサイクルの前後には、国境を超えて、紛争鉱物による問題や、E-wasteの問題が存在しています。

ITハードウェアに関わる事業者として、先進国におけるIT機器運用が、コンゴ民主共和国をはじめアフリカ諸国に問題をもたらしている現状に対し、少しでも軽減し改善していきたいという思いから、テラ・ルネッサンスのコンゴにおける活動を支援することといたしました。


紛争被害者の生活再建と子どもの徴兵防止へ

テラ・ルネッサンスでは、元子ども兵及び紛争被害者に対し、生計向上を図るための家畜の提供及びその飼育方法・繁殖技術の訓練、溶接技術や洋裁技術習得のための職業訓練、開業のための資機材供与、店舗の設置や運営指導を実施することで、安定的な収入の確保による生活再建および自立支援に取り組んでいます。一例として、2018年度洋裁ビジネスにおいては、これらの支援により、平均約1,800円の月収を実現しました。また、元子ども兵および孤児への教育支援プロジェクトとして、紛争下で暮らす孤児や元子ども兵への初等教育の機会を提供し、小学校へ通うために必要な学費などを提供するとともに、対象者の受け入れ家族へ初等教育の必要性の理解を促す啓発活動を行っています。


収入面や教育面における生活状況の改善は、子どもたちが武装グループの勧誘や半強制的な徴兵のターゲットにされる危機を低減し、子どもの徴兵予防にもつながっており、今回の寄付は、コンゴ民主共和国におけるこれらの活動のために使用されます。


ゲットイット代表 廣田のコメント

IT機器の運用を真に持続可能なものへと近づけていくためには、そのライフサイクルの前後にも目を向ける必要があります。一方では「紛争鉱物(一部のレアメタル)」の問題が存在し、他方では「E-waste(電気電子機器廃棄物)」の問題があります。そして、この両者ともに、アフリカ地域において大きな社内問題となっています。先進国におけるIT機器運用が、巡り巡ってアフリカ諸国において問題を引き起こしてしまうという現実を少しでも軽減し、改善していきたいという考えから、今回、テラ・ルネッサンスのコンゴにおける活動を支援することといたしました。ゲットイットは、子ども兵の社会復帰支援をはじめ、テラ・ルネッサンスの現地での活動を、今後とも支援してまいります。


認定NPO法人テラ・ルネッサンスによるコンゴでの支援事業

2007年の事業開始からこれまでに、元子ども兵の社会復帰支援、性的暴力を受けた女性の職業訓練、小規模ビジネス起業支援、食糧増産のための技術支援など、幅広い支援活動を行っています。
 

・元子ども兵及び紛争被害者エンパワーメントプロジェクト(2018年度受益者数:50名)

・元子ども兵および孤児への教育支援プロジェクト(受益者数累計:250名)

・紛争被害女性の生計向上支援フォローアッププロジェクト(受益者数累計:250名)

・子どもの徴兵予防プロジェクト(受益者数累計:25世帯)

・紛争被害女性のエンパワーメントプロジェクト(直接受益者数累計:120名、間接受益者(直接受益者の家族)累計:807名)

・国連開発計画(UNDP)との協働のもと、分野横断型職業訓練センター建設及び紛争被害女性のエンパワーメントプロジェクト(直接受益者数累計:160名、間接受益者(直接受益者の家族)累計:1146名)


※紛争鉱物問題

鉱物資源の不法開発によって得られた利益がコンゴや周辺国の紛争を長引かせたと考えられており、OECD諸国で紛争鉱物に関する規制の動きが広まっています。

(参考)
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)「コンゴ民主共和国産等の紛争鉱物に関する米国の規制と関係業界の動向」
http://mric.jogmec.go.jp/public/current/11_07.html

経済産業省・資源エネルギー庁「鉱物資源をめぐる現状と課題」
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shigen_nenryo/kogyo/pdf/001_04_00.pdf


※E-waste問題

廃電気電子機器の60~90%が違法に取引、または投棄されていると推測されており、これら廃棄物を適切に処理する技術及び法制度が整っていない開発途上の国々においては、不適切な処理に起因して、鉛などの有害金属やダイオキシン等による健康被害が報告されています。

(参考)

国連環境計画(UNEP)「Mountains of noxious e-waste can be turned to humanity’s advantage」
http://www.unep.org/news-and-stories/story/mountains-noxious-e-waste-can-be-turned-humanitys-advantage

アフリカのきれいな街プラットフォーム(ACCP)「アフリカの都市廃棄物問題」

https://africancleancities.org/jp/about/matter/


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2NDg1MiMyMzg5NjEjNjQ4NTJfVWlTSXRVTVBxby5qcGc.jpg ]
テラ・ルネッサンス

名称                 :特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス

所在地              :京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地jimukinoueda bldg. 403号室

代表者           :小川 真吾

設立                 :2001年10月31日(法人格取得2005年5月26日)

                         2014年5月30日より認定NPO法人

ホームページ  :https://www.terra-r.jp/index.html


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2NDg1MiMyMzg5NjEjNjQ4NTJfQkxSV3ZEYVFVay5wbmc.png ]
株式会社ゲットイット

社名                 :株式会社ゲットイット

所在地              :東京都中央区築地3-7-10 JS築地ビル4F

代表者           :廣田 優輝

設立                 :2001年4月

事業内容          :ITハードウェアサービス 販売 / 買取 / 保守 / 修理 / レンタル / 移設 / 構築 / データ消去 等

ホームページ  : https://www.get-it.ne.jp/


本件に関するプレスお問い合わせ先

担当者  : 川澄 領

メール  : pr@get-it.ne.jp

電話番号 : 03-5166-0900

プレスリリース情報提供元:ValuePress!

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