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物流会社向けGPSトラッカーにIIJのSIMが採用「IIJ IoTサービス」との連携で3カ月以上の連続稼働無充電運用を実現
物流会社向けGPSトラッカーにIIJのSIMが採用「IIJ IoTサービス」との連携で3カ月以上の連続稼働無充電運用を実現【写真詳細】
IoT・AI製品の設計・開発・販売をトータルソリューションとして提供する株式会社アイフォーカス(以下、アイフォーカス)は、子ども向け見守りGPSトラッカー技術を応用した物流業界向けIoT端末「フレイトゥトラッカー」を開発。その通信に、セルラーLPWAのLTE-Mを選定し、「IIJモバイルサービス/タイプI」(以下、IIJモバイルタイプI)を採用。また、「IIJ IoTサービス」の「デバイスコントロール機能」を組み合わせることで、通信費を含めたシステム利用料を安価に設定できサービス提供費用を大幅に抑制するとともに、3カ月以上の連続稼働を実現。管理者の運用負担を軽減した。
導入前の課題
電力消費を抑え、かつ3ヵ月以上稼働し必要な時にデータをアップロードできる仕組みの実現
―― フレイトゥトラッカーの概要と、主な利用方法についてお教えください。
青山氏:フレイトゥトラッカーは、IoT機器向けのチップセット「Qualcomm 9205 LTE Modem」を搭載し、GPS/Wi-Fi/携帯電話基地局の3種類の電波を使って、配送車や荷物の位置をリアルタイムで確認できる小型端末です。
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5,000mAh もしくは10,000mAhの大容量バッテリーを搭載し、省電力で長距離の無線通信が行えLPWA(Low Power Wide Area)を採用しているので、4ヵ月間以上の連続稼働を可能にしています。また、防水・防塵設計にも準拠。別途電源の確保や新たなシステム構築も不要なため、安価に業務用GPSトラッキングが実現できます。
当社はこれまで、子ども・お年寄り向けの見守り用超小型GPSトラッカー「トラっくん」を開発し、既に3万個程販売しています。その精度の高さと運用費用の安さが注目され、特に物流会社などからは、より長時間稼働可能な業務用のGPSトラッカーを開発して欲しいというご要望を多くいただいていました。それがフレイトゥトラッカーの開発につながったのです。
位置検出の誤差は10メートル程度で、パソコンやスマートフォンで簡単に位置情報を把握できます。通信モードは、1)スマホ等からのリクエストに応じてリアルタイムに位置情報を送信する「ファインド」、2)移動した際に位置情報を自動送信する「モーション」、3)軌跡管理が可能な「ピリオド」の3種類があり、それらを組み合わせた運用も可能です。
主に、物流会社の車両のリアルタイムな走行位置や走行状態の把握の他、物流パレットや貨物用コンテナなどの管理にも使われています。また、位置情報を長期間取得することができるため、高価な車両や建設機器などの盗難時対策としても活用されています。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2NTQzNyMyODUyMjgjNjU0MzdfT0RveXdxeEVmaS5wbmc.png ]
■ 導入後の効果
サービス費用を抑制し3ヵ月以上の無充電運用で管理負担も軽減
―― なぜ、シャシーの位置把握が必要なのでしょうか。
青山氏:トラクター(牽引車)に接続されるシャシーは、複数の物流会社が共同保有しているケースが多いのです。そのため、定期便で運用する以外は、前回シャシーを使った会社がどこに駐車したのか、正確な記録がないと所在不明で見つけることが難しくなります。また、シャシーを大量に駐車するには広大なスペースが必要なので、それが発見をさらに困難にさせます。ドライバーから大まかな場所を聞き出して、現場に赴き、広大な敷地の中から目的のシャシーを探し出さなければなりません。
しかし、フレイトゥトラッカーをシャシーに装着すれば、駐車場の正確な住所と、大まかな駐車位置が把握できるので、時間や労力をかけず、簡単・迅速に回収することができるようになります。大容量バッテリーの搭載によって3~4ヵ月程度は位置情報をアップロードしてくれるので、頻繁に回収する必要はなく管理もしやすくなります。
また、最近では物流パレット用の薄型フレイトゥトラッカーも開発しました。物流パレットは、飲料会社やビール会社で多くご利用いただいており、全国で数十万枚が流通しています。1枚数万円のコストがかかるため、同じ業界の複数企業が共同利用しているのが現状です。そのため紛失も多いのが悩みの種でした。それを防ぐためにフレイトゥトラッカーを装着し、どこにどんな種類のパレットが何枚あるのかを正確に把握することができるようになっています。
―― IIJモバイルタイプの活用によって得られた効果をお聞かせください。
青山氏:最大の効果は、サービス提供費用の大幅な抑制です。一般の位置情報システムなどに比べ、フレイトゥトラッカーの通信費は安価な IoT向けにも適した料金プランのあるIIJモバイルタイプIの採用でシステム利用料を合わせても非常に安価にリーズナブル設定できました。また、LTE-Mのモジュールと、Web API連携デバイスコントロール機能を組み合わせたことで、1回の充電で3カ月以上も使えるようになり、お客様の運用負担も軽減しています。あるお客様からは、「一般のIoT製品にはバッテリーが切れたら使い捨てになるような製品も多い中、フレイトゥトラッカーは環境配慮型である点が優れている。トータルコストを考えると、フレイトゥトラッカーの方が安かった」というご評価もいただいています。
さらに、ある運送会社も大きな効果を上げています。この企業では運送計画に基づき毎朝シャシーの配車を行い、ドライバーがトラクターを連結するために所在を確認します。これまでは紙の上での管理だったので、一1台あたり15分以上も配車作業にかけていましたが、中には所在不明なものもあり、その捜索に数時間を費やすこともあったようです。しかし、フレイトゥトラッカーを導入したことで、
シャシーの所在確認が平均3分で完了できるようになりました。IIJモバイルタイプIとIIJ IoTサービスを連携させたことで、現在の場所を簡単に特定できるようになった事例です。
プレスリリース情報提供元:ValuePress!
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