ユニファとNTT Com、保育総合ICTサービス「ルクミー」で保育サービスの充実と保育者の働き方改革を推進

日時: 2024年04月22日 10:00

発表:NTTコミュニケーションズ株式会社

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ルクミーイメージ画像【写真詳細】

<ルクミーを活用した次世代型保育施設イメージ>
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ユニファ株式会社(以下 ユニファ)とNTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)は、ユニファが提供する保育総合ICTサービス「ルクミー(R)」を、2024年1月より東京都葛飾区が運営する32の保育施設に導入し、DXによる保育サービスの充実と保育者の働き方改革の推進に向けた取り組みを始めました。なお、ユニファはパートナー同士の共創を促進する「ドコモ5Gオープンパートナープログラム(R)※1」の加盟企業です。
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1.保育業界を取り巻く現状・導入の背景
女性の就業率の向上とそれに伴う共働き世帯の増加により、1・2歳児の保育所などの利用率は過去10年で約2倍近くに増え、近年では50%を超えており※2、保育施設は働きながら子育てをする人達の社会インフラとして重要な役割を担っています。一方、全国の保育士の有効求人倍率は約2.5倍と、全職種平均(約1.4倍)と比較すると依然として高い水準で推移※3しており、保育士不足は深刻な社会課題のひとつです。
また、保育士資格を有しながら保育士として働いてない“潜在保育士”は約100万人※4と、保育士有資格者全体の約60%を占めていますが、その主因は長時間労働や業務負荷の大きさとされています※5。こうした課題を解決するため、保育者が働きやすい環境を構築することが急務であり、ICTを活用した保育現場のDXが求められています。

東京都葛飾区では、保護者負担の軽減と保育者の業務効率化を目的に、「ルクミー」の導入に至りました。業務の効率化によって生まれた時間を、保育や保護者対応、保育の質向上に向けたスキルアップなどに充てることで、保育サービスをより充実させることをめざします。

2.取り組み概要
葛飾区が運営する32の保育施設に保育総合ICTサービス「ルクミー」を導入しました。今回導入した機能は以下の通りです。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/391482/img_391482_4.png


<ルクミーを活用した次世代型保育施設イメージ>
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/391482/img_391482_2.png


3.各社の役割
ユニファ:ルクミーサービスの開発、導入および、習熟に関する遠隔支援
NTT Com:葛飾区への導入提案、導入後の駆け付けサポートおよび習熟のための現場訪問支援

4.今後の展開
ユニファは、「ルクミー」の提供・活用により、保育者が働きやすい環境作りのサポートを通じて「保育士不足」という社会課題の解決や働きながら子育てしやすい社会創りをめざします。
NTT Comは、今後、自社が提供するサービスと「ルクミー」を連携させ、全国1,000施設への導入をめざし、保育業界のDXを推進します。

【ユニファについて】
ユニファは、保育・育児関連の社会課題解決を目指す“Childcare-Tech”領域のスタートアップです。「家族の幸せを生み出すあたらしい社会インフラを世界中で創り出す」をパーパス(存在意義)に、IoTやAI/ChatGPTなどの最新のテクノロジーを活用した保育支援サービス「ルクミー」を開発・提供しています。「スマート保育園(R)・スマート幼稚園(R)・スマートこども園(R)」構想を通じて、子育てしながら働きやすい豊かな社会作りに貢献しています。2017年にStartup World Cup初代チャンピオンへの選出をはじめ、これまでに著名なアワードを複数受賞している他、2021年にJ-Startup 、2023年10月にはJ-Startup Impact に選定されています。
また、2022年10月に設立された一般社団法人インパクトスタートアップ協会の代表理事を務めているほか、一般社団法人こどもDX推進協会の理事も務めています。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/391482/img_391482_3.png
■ 会社概要
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/391482/img_391482_5.png


【NTT Comについて 】
NTT Comは1999年に設立され、通信事業者ならではの高品質なインフラと技術を活かし、ネットワーク、クラウド、データセンター、アプリケーション、セキュリティ、AIなどの多岐にわたるICTサービスを展開しています。2022年にドコモグループにおける法人事業の中核を担う企業となり、「ドコモビジネス」ブランドのもと5G・IoTなどを活用した社会・産業のグローバルレベルでの構造変革、新たなワークスタイルの創出、地域社会のDX支援などの価値を提供しています。

■ 会社概要
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/391482/img_391482_6.png


※1:「ドコモ5Gオープンパートナープログラム(R)」は、NTT Comが運営するプログラムで、パートナーとの協創による5Gソリューションの拡大と社会実装を支援します。本プログラムは無料でご参加いただけます。
詳細は下記専用サイトをご確認ください。
https://www.ntt.com/business/lp/5g/5gbiz.html
※2:「保育所等関連状況取りまとめ(こども家庭庁 令和5年4月1日)」を参照しています。
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/f699fe5b-bf3d-46b1-8028-c5f450718d1a/7803b525/20230901_policies_hoiku_torimatome_r5_02.pdf
※3:保育士の有効求人倍率推移(こども家庭庁 令和4年10月現在)
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/e4b817c9-5282-4ccc-b0d5-ce15d7b5018c/317fa7d2/20230401_policies_hoiku_05.pdf
※4:令和4年版厚生労働白書ー社会保障を支える人材の確保を参照しています。
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/21/dl/1-01.pdf
※5:令和2年度「保育の現場・職業の魅力向上に関する報告書」を参照しています。
https://www.mhlw.go.jp/content/11922000/000677598.pdf


プレスリリース情報提供元:@Press

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