HITO病院とNTT Com、テレビを活用した訪問看護のオンコール業務効率化の実証を開始
<実証イメージ>【写真詳細】
社会医療法人石川記念会HITO病院(以下 HITO病院)とNTTコミュニケーションズ(以下 NTT Com)は、高齢者が慣れ親しんでいる自宅のテレビを活用した訪問看護のオンコール業務※1効率化に関する実証(以下 本実証)を2025年3月より開始します。
本実証では、株式会社チカクが開発し、株式会社NTTドコモが提供するビデオ通話サービス「ちかく」を活用し、ソリューションの有効性を検証します。
1.背景
医療業界では高齢化を背景に、看護・介護を要する在宅高齢者が増加し、訪問看護の需要が高まっています。※2訪問看護では自宅に居ながら昼夜問わず必要なときに看護師と連絡が取れるため、患者やその家族は安心感を得ることができます。一方で、24時間365日のオンコール対応は看護師にとって負担が大きく、また、電話によるコミュニケーションでは患者の容態把握が難しいため訪問の優先順位がつけにくい状況です。
このような課題に対して、病院DXを推進しているHITO病院、5Gなどの通信領域やICTトータルソリューションの提供を強みとするNTT Comは、Wi-Fi設定不要(SIM内蔵)で、テレビに接続するだけでビデオ通話ができる「ちかく」を活用し、訪問看護のオンコール業務効率化に向けて本実証を実施します。
2.実証概要
本実証では、HITO病院の訪問看護師のスマートフォンと患者宅のテレビをつないで以下の項目について検証を行います。
(1)テレビを活用したビデオ通話による訪問看護の業務効率化
患者宅のテレビに「ちかく」を設置し、訪問看護師のスマートフォンとビデオ通話を行います。「ちかく」のカメラを通じて得た映像を元に、訪問看護師は患者の容態確認を行います。訪問看護において、テレビを通じた容態確認の実現と訪問看護対応にかかる時間の効率化を検証します。
(2)テレビを活用した訪問看護師とのコミュニケーションによる患者や家族の不安解消
患者や家族が自宅のテレビを活用して訪問看護師に連絡することで、自宅への訪問による容態確認と同等の安心感を得られるかを検証します。
(3)ビデオ通話の録音、要約※3による記録や申し送り業務の効率化
ビデオ通話の会話を録音、要約することで、記録や申し送り業務の効率化ができるかを検証します。
<実証イメージ>
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/428804/img_428804_1.png
3.各者の役割
表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/428804/table_428804_1.jpg
4.今後の展開
HITO病院とNTT Comは2者間連携により訪問看護のオンコール業務効率化に資するサービスを検討し、訪問看護師の労働環境の改善に取り組みます。
また、HITO病院は人手不足の深刻化という課題に対してICT活用を前提とした業務の効率化に取り組み、新しい地域包括ケアシステムの実現をめざします。
NTT Comは、今後、「ちかく」の複数人同時通話などの機能を活用し、患者、家族、看護師による定期面談のオンライン化を実現し、医療業界の課題解決に貢献します。
※1:オンコール業務とは、医療従事者が、勤務時間外に患者の急変等の緊急時に備えて、いつでも出勤できるように待機することです。
※2:公益財団法人 日本訪問看護財団の「日本の訪問看護のしくみ」を参照しています。
https://www.jvnf.or.jp/global/Structure_of_the_Visiting_Nursing_system_in_Japan_JP.pdf
※3:「ちかく」には録音、要約機能はございません。録音、要約時は別のサービスを活用します。
■関連リンク
親の在室が一目でわかり、そのまま話しかけられる“デジタル近居”サービス「ちかく」の提供を開始(2024年3月 NTTドコモ報道発表資料)
https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2024/03/08_01.html
プレスリリース情報提供元:@Press
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