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アジア初、ADISA ITAD Essentialsの認証を取得
アジア初、ADISA ITAD Essentialsの認証を取得【写真詳細】
ゲットイットは2025年7月1日にADISA CertificationのADISA ITAD Essentials Standard認証をアジアで初めて取得しました(*)。これにより、同社のIT資産処理(ITAD)プロセスが国際的な厳格な基準に準拠していることが第三者機関により証明されました。この認証は、GDPR準拠が必須ではない事業者向けで、物流・集荷から資産管理、物理的セキュリティ、プロセス制御、データサニタイズなどの主要なリスク管理の水準を評価するものです。ゲットイットは、ITハードウェアの専門家として「循環型ITソリューションサービス」を提供し、「Sustainable Computing ®」の実現を目指しています。
株式会社ゲットイット(本社:東京都中央区、代表取締役:廣田優輝)は、2025年7月1日、ADISA CertificationのADISA ITAD Essentials Standardの認証を得ました(*)。
これにより、当社が本認証をアジアで初めて取得した企業となり、当社のIT資産処理(ITAD)プロセスが、国際的に厳格な基準に準拠していることが第三者機関により証明されました。
グローバルで標準化されつつある、IT資産処理における第三者認証
データ消去は専門的な知識と工数を要するため、多くの企業が廃棄事業者や買取事業者に委託しています。これまでは、事業者自らが発行する「作業報告書」や「消去証明書」に依拠することが一般的でしたが、情報漏えいリスクやコンプライアンス強化の流れを背景に、日本でも第三者による検証や証明を求める傾向が広がっています。
個人情報保護法や個人情報保護委員会のガイドラインが安全管理措置を徹底するよう求めているほか、ADEC(データ適正消去実行証明協議会)による第三者証明スキームも整備され、企業や自治体での導入が進んでいます。
さらに海外では、IT資産処理における第三者認証が国際的に標準化されつつあります。英国では独立した認証機関(ADISA)による標準化が進み、欧州の個人情報保護規則(GDPR)に準拠した認証制度が整備されています。また米国では、NIST(米国国立標準技術研究所)が策定したガイドラインが世界的に参照され、データ消去における「検証」の重要性が共通認識となっています。
アジアの企業で初認証となるADISA ITAD Essentials
ADISA(Asset Disposal & Information Security Alliance)は、データ保護と品質管理を専門とする国際的な認証機関です。英国の情報コミッショナーオフィス(ICO)に承認されたGDPR認証スキームを運営し、その監査プロセスは英国認定局によっても認定されています。
同機関が策定する「ITAD Essentials Standard」は、GDPR準拠が必須でない事業者を対象とし、物流・集荷から資産管理、物理的セキュリティ、プロセス制御、さらにデータサニタイズ(Ellison Test)をはじめとするITADサービスにおける主要なリスク管理の水準を評価する認証制度です。これらの領域では、物理資産とデータの双方に関わる21のリスクが特定され、すべてを許容可能な水準まで管理できて初めて認証が付与されます。顧客資産を扱う事業者が国際的なセキュリティ基準を満たしていることを示す重要な証明となります。
〈株式会社ゲットイット ロジテック部門 中島潤〉
国際認証の取得により、当社の設備および標準プロセスが国際基準を満たしていると認められました。これにより、お客さまにはより一層の「安心」と「安全」をお届けできると確信しております。これからも、すべてのお客さまに信頼していただける企業を目指してチャレンジしていきたいと思います。
注釈
※ITAD Essentials Standardとは
ADISA ICT Asset Recovery Standard 8 は英国のGDPR認証スキームとして正式に承認されています。
Standard 8.0 は、ITADのGDPRへの準拠に対する最高レベルの評価であり、英国の情報コミッショナーオフィスによって公式に認められており、多くの組織が顧客向けのサービスをGDPRに合わせるために採用しています。
ただし、GDPRに準拠する必要がない場合に対応するため、ADISAはITAD Essentials Standardと呼ばれる新しい認証を導入しました。この認証はGDPRへの準拠を確認するものではありませんが、ITADプロセスにおけるデータサニタイズなどの主要なリスクをどの程度適切に管理しているかを評価します。
(*)2025年7月1日の取得後、ゴールド認定書の当方到着が10月中旬となりましたため、
このタイミングでの発表となります。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2NDg1MiMzNjM4MzkjNjQ4NTJfVlJmTUFxTXV4Si5qcGc.jpg ]
株式会社ゲットイット
2001年創業。都内最大級の倉庫(勝どきZETTA、森下Ark)の豊富な在庫量と、マルチベンダー対応の技術力で、企業の抱えるITの「困った」を解決。サーバ・ネットワーク機器等ITハードウェアの専門家として、レガシーシステム運用に必要なEOSL保守(第三者保守)、IT資産の適切な処理・運用(ITAD)、検証環境構築のための機器レンタル、リユース品販売を中心とした「循環型ITソリューションサービス」を提供しています。「使えるものは、長く使う」「使い終わったものは、次につなげる」の2点を掲げ、保守による機器の長寿命化や機器のリユース・リサイクルにより、ITハードウェアが持続可能な形で運用される「Sustainable Computing ®」の実現を目指しています。
社名 :株式会社ゲットイット
URL :https://www.get-it.ne.jp
所在地 :東京都中央区築地3-7-10 JS築地ビル4F
代表者 :廣田 優輝
設立 :2001年4月
事業内容:循環型ITソリューションサービスの提供(第三者保守、EOSL保守、販売、買取り、修理、レンタル、移設、構築、データ消去 等)
プレスリリース情報提供元:ValuePress!
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