2025年10月スマートフォングローバル市場におけるAppleのスマートフォンセルスルー販売量と単月セルスルーシェアを発表

日時: 2025年12月03日 13:00

発表:Counterpoint Research HK Limited

2025年10月スマートフォングローバル市場におけるAppleのスマートフォンセルスルー販売量と単月セルスルーシェアを発表

2025年10月スマートフォングローバル市場におけるAppleのスマートフォンセルスルー販売量と単月セルスルーシェアを発表【写真詳細】


カウンターポイントリサーチ (英文名: Counterpoint Research 以下、カウンターポイントリサーチ社)は、2025年10月スマートフォングローバル市場におけるAppleのスマートフォンセルスルー販売量は前年同月比12%増加し、単月セルスルーシェアで過去最高となる24.2%を記録したという調査結果を含むMarket Pulseによる最新調査を発表致しました。

カウンターポイントリサーチ社は、2025年10月スマートフォングローバル市場におけるAppleのスマートフォンセルスルー販売量は前年同月比12%増加し、単月セルスルーシェアで過去最高となる24.2%を記録したという調査結果を含むMarket Pulseによる最新調査を発表致しました。その主な要因はiPhone 17シリーズの好調に加え、米国・中国・西欧など主要成熟市場で新型コロナ期に購入したユーザーの買い替えサイクルが本格化したことにあります。さらに、iPhone 16eや旧モデルの拡充によるポートフォリオの拡充や新興国での成長も2025年10月の成長に貢献しました。

発売後最初の6週間の累計では、iPhone 17シリーズは昨年のiPhone 16シリーズイニシャルセールスを上回りました。カウンターポイントリサーチ社の週次トラッカーによると、米国は前年比+11%、中国は+47%、日本は+8%など、各市場で販売が増加しました。最新機の中ではベースのiPhone 17が最も前年比改善を牽引しており、Pro相当の機能をより手頃に提供する高い価値提案となっています。ここ数世代で、Proのディスプレイ・カメラ・処理性能がベースモデルへ段階的に波及しており、iPhone 17はその集大成と言えます。一方、iPhone Airは10月の大部分で中国未発売だったことが響き、期待値には届きませんでした。より良い冷却・カメラ・処理性能でパワーユーザー体験を強化したProモデルは前年比で増加しました。

Appleのスマートフォングローバル市場におけるセルスルーシェア(2013年10月〜2025年10月)


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3Nzc0NSMzNjYzMzIjNzc3NDVfY2N4c0xEd25xdi5wbmc.png ]
出典: カウンターポイントリサーチ社

10月におけるAppleの最速成長市場は中国であり、iPhone 17シリーズの販売が牽引した形です。市場投入済みの全機種が好調で、とりわけベースモデルが牽引役となりました。カウンターポイントリサーチ社シニアアナリストIvan Lam氏は次の通りコメントしています。「iPhone 17シリーズそのものが優れた製品であることに加え、Appleに追い風となる要素が複合的に作用しています。とりわけ、新型コロナ期の買い替えサイクルがピークに達しつつあり、中秋節の販促が今年は“ダブル11”の前倒し開始と重なって10月まで波及しました。」

さらにカウンターポイント社シニアアナリストVarun Mishra氏はAppleの前年比成長に関して、次の通り補足しています。「成熟市場での強い買い替え需要、プレミアム化の継続と市場拡大による新興国の伸び、そしてポートフォリオの拡充といった要素が “完璧な追い風”となっています。今年はiPhone 16eの追加に加え、過去モデルの取り扱いが地域横断的に増え、価格帯もこれまで以上に幅広くなりました。」

年初来でAppleは最速で成長しているブランドの一角にあり、2025年第4四半期にかけても勢いを維持すると予測しています。カウンターポイントリサーチ社リサーチディレクターJeff Fieldhack氏は年内の見通しに関して、次の通り述べています。「Appleは2025年を高い水準で締めくくり、2025年第4四半期のセルスルーで新記録を打ち立てる可能性が高い。iPhone 17シリーズの堅調な販売に加え、ブラックフライデー、独身の日、ホリデーシーズンにかけた強力な販促が2025年第4四半期および通年の出荷を押し上げる見込みです。私たちは、Appleは2011年以来初めて2025年に世界No.1ブランドとなり、その地位を2029年まで維持すると予測します。」

本プレスリリースに関する詳細並びに情報は、こちらからご覧いただけます。
https://counterpointresearch.com/en/reports/market-pulse-oem-sales-october-2025

今回の発表は、チャネル情報、POSデータ、ディストリビューターアンケート調査、公開データなどボトムアップデータソースとトップダウンリサーチの組み合わせによるカウンターポイント社独自の調査方法で実施したものです。 (調査時期:2025年10月1日~2025年10月31日)

【カウンターポイントリサーチ社概要】
テクノロジーエコシステム全体にわたる製品を専門とするグローバル市場調査会社です。世界の主要なイノベーションハブ、製造クラスター、商業センターに拠点を構え、スマートフォンOEM、チップメーカー、チャネル企業、大手テクノロジー企業など、幅広いクライアント様にサービスを提供しています。経験豊富な専門家が率いる当社のアナリストチームは、経営幹部から戦略、アナリストリレーション(AR)、市場情報(MI)、ビジネスインテリジェンス(BI)、製品・マーケティングの各分野のプロフェッショナルまで、企業全体のステークホルダーと連携し、市場データ、業界のソートリーダーシップ、コンサルティングといった幅広いサービスを提供しています。
公式ウェブサイト: https://japan.counterpointresearch.com/

プレスリリース情報提供元:ValuePress!

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