アジラ、東レグループの海外生産拠点において作業解析のPoCを開始

日時: 2025年12月11日 10:00

発表:株式会社アジラ

アジラ、東レグループの海外生産拠点において作業解析のPoCを開始

アジラ、東レグループの海外生産拠点において作業解析のPoCを開始【写真詳細】

アジラ、東レグループの海外生産拠点において作業解析のPoCを開始


株式会社アジラ(本社:東京都町田市、代表取締役CEO 兼 COO 尾上 剛、以下「アジラ」)は、東レ株式会社のグループ会社である東麗(香港)有限公司(本社:香港、代表:舟橋 輝郎、以下、東レ株式会社と東麗(香港)有限公司を合わせて「 東レグループ」)と共同で、東レグループの海外縫製工場における縫製作業の効率化と品質維持を目的とした作業解析ソリューションの概念実証(以下、「本PoC」)を開始したことをお知らせします。

本PoC実施の背景

東レグループは、1963年のタイへの進出から海外での生産活動を開始して以来、東南アジア、欧米、韓国、中国等の国々を中心にグローバルオペレーション体制を構築しています。また、いずれの国・地域で生産された製品も、東レ独自の高い品質水準である「Made in Toray」を追求しています。
東麗(香港)の各地縫製拠点での生産活動は、言語や文化の違いを考慮した製造手順の教育が必要です。しかし、近年では製品ライフサイクルの短期化に伴い、短期間での作業習熟率の向上が急務となっています。また、縫製時間の短縮による生産量効率化、業務負荷の軽減といったニーズが求められていました。

これらの課題を受け、アジラが保有する作業解析AI技術である「WorkPose」を活用し裁縫作業の映像解析を通じた客観的・定量的なデータを提供することで、作業者毎の作業効率性の差異やムラを発見し、より効率的な作業を実施できる体制を目指し、本PoCの実施に至りました。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4MzQzNSMzNjY0NjEjODM0MzVfbW1HT2plaGdaUi5qcGc.jpg ]

本PoCの内容

本PoCでは、工場内にカメラを新設し、アジラの作業解析AI技術「WorkPose」を用いて縫製作業を解析します。以下の①~③ステップでPoCを進めてまいります。
①縫製作業のデータ化: 工場内の映像から作業者の動きを精密に解析・データ化
②標準時間との差異抽出: 個々の作業者と作業標準時間との差異を定量的に抽出し、改善ポイントを特定
③生産性向上への貢献: データに基づいた効率的な教育・指導を実現し、縫製時間の短縮と生産量拡大を支援

今後の展望

本PoCを皮切りに、アジラは東レグループが掲げる「Made in Toray」の品質基準を担保しつつ、言語や文化の壁を越えた客観的なデータに基づく指導・教育を支援することで、グローバルな生産拠点の均質化・標準化・効率化の推進をサポートしてまいります。

株式会社アジラ

代表者:代表取締役CEO 兼 COO 尾上剛
所在地:東京都町田市中町一丁目4-2
事業内容:行動認識AIをベースとした各種プロダクト・ソリューションの開発・提供
公式webサイト:https://jp.asilla.com/

プレスリリース情報提供元:ValuePress!

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