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日本電業工作は、スモールセル基地局用小型・軽量アンテナ、共用器を開発、「LTE-Advanced※1」を実現するNTTドコモのシステムに、初めて採用されました。~快適な大容量高速データ通信に貢献~
日本電業工作株式会社(本社:東京都千代田区九段南4-7-15、代表取締役社長:岩本 眞)はこの度、スモールセル基地局用小型・軽量アンテナ、共用器を開発しました。「LTE-Advanced」を実現するために、株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区永田町2丁目11番1号 山王パークタワー、代表取締役社長:加藤 薫、以下 NTTドコモ)が提唱する高度化C-RANアーキテクチャに対応するアンテナ、共用器として、初めて、採用されました。高度化C-RANアーキテクチャにより、都市部や大規模商業施設などの高トラヒックエリアでも、より快適で安定した高速通信を利用することができるようになります。
NTTドコモが提唱している高度化C-RANアーキテクチャとは、「LTE-Advanced」の主要技術であるキャリアアグリゲーション技術※2を活用し、広域エリアをカバーするマクロセルに局所的なエリアをカバーするスモールセルを重ねて配置し、高度に連携させることができる技術です。通信スピードの向上に加え、マクロセルの特長である移動中の接続安定性を維持しつつ、スモールセルの特長である通信容量拡大を図ることが可能になります。
日本電業工作が開発したアンテナは無指向性アンテナ、平面アンテナの2種類のラインナップを揃えており、上記技術に対応すべく、2周波共用かつMIMO対応とするため垂直/水平偏波共用でありながら小型、軽量化を実現したものです。小型、軽量のため、目立ちにくく、また、短時間、少人数で簡単に設置することができるため、設置作業の効率化、景観の維持に貢献するものと評価され、共用器とともに初めて採用されました。
※1 LTEを更に高度化した通信方式で、3GPPで標準化が進められている。
※2 3GPPの仕様で規定される技術で、複数の周波数帯域を束ねて最大100MHz幅として利用できる技術であり、最大スループットは3Gbpsまで高速化することが可能。
【今後の展開】
今後も、快適な大容量高速データ通信を実現する次世代ネットワークの構築に向け、貢献して参ります。
【関連URL】
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/index.html
<日本電業工作(DENGYO)について>
1947年の創立以来、日本の通信事業発展に貢献し、通信インフラの実現を支える技術・製品を数多く創出してきました。アンテナ・フィルタといったコアビジネスの研究開発はもとより、中長期的な革新技術の創出にも積極的に取り組んでいます。
資本金 :3億3,000万円
売上高 :142億円
従業員数:253名(平成26年3月期)
プレスリリース情報提供元:@Press
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