MKI、京都産業大学の教育基盤BYOD化を支えるネットワーク環境を構築
三井情報株式会社(本社:東京都港区、社長:齋藤 正記、以下 MKI)は、学校法人京都産業大学(京都市北区上賀茂本山、学長:大城 光正、以下 京都産業大学)に、教育基盤BYOD化を支えるネットワーク環境を構築したことを発表します。
京都産業大学は、将来の社会を担って立つ人材の育成を建学の精神に、天文学の権威である宇宙物理学者・荒木俊馬氏により創設されました。同大学では、すべての学生・教職員が自由に行き来できる「ワンキャンパス」の強みを最大限に発揮し、特色ある学びの場を提供しています。その一環として、BYODによる柔軟で効率的な学びの場の実現のため、学生による持ち込みデバイスを利用したレポート提出や評価の確認、テストの受講などが行える学習支援システムを運営していましたが、授業中にシステムへのアクセスが集中した結果、通信が遮断されてしまう問題が発生しました。そして、この問題は持ち込みデバイス数が増えるにつれて深刻化していました。
MKIは本問題を解決するため、1人あたり5台のデバイス使用まで対応できるよう、グローバルIPアドレスを有効活用する「キャリアグレードNAT機能」を備えているA10ネットワークス社の「A10 Thunder CGN」を京都産業大学に導入しました。「A10 Thunder CGN」はプライベートIPアドレス数を拡張することで、グローバルIPアドレスへのアクセス集中を分散します。特に大量の同時および新規セッション数に対応しており、通信事業者などで多数の採用実績を誇る製品です。
MKIは、A10製品をはじめとした豊富なネットワーク構築の実績と経験を活かし、京都産業大学で稼動中のサービスは止めず、システム管理者の負担を最小限にして導入を行い、デバイス接続時の通信遮断を回避しキャンパス内で快適なアクセスが可能となりました。また、システム管理者側の運用面での利便性も高まりました。
京都産業大学では、今後IPv6移行も計画しており、「A10 Thunder CGN」の活用範囲を拡大し、SSL処理の高速化や、Webプロキシサーバー、クラウドサービスの負荷分散に拡大する予定です。
【三井情報株式会社について】
三井情報株式会社(MKI)は、お客様のICT(Information and Communication Technology)基盤の構築・運用を通じて、お客様の情報コミュニケーションを支えています。ICTインフラストラクチャからアプリケーションにわたり、コンサルティングから設計・構築、運用・保守サポート、データセンターを活用したサービス等をワンストップでご提供します。MKIは、自らの技術力を駆使した新たなビジネスの創出と、顧客への価値提供に絶え間なく挑戦し続ける企業グループを目指します。
ホームページ: http://www.mki.co.jp/
※三井情報、MKI及びロゴは三井情報株式会社の商標または登録商標です。
※本リリースに記載されているその他の社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
【関連ページ】
A10 Thunder CGN
http://www.mki.co.jp/biz/product/maker/a10/load_balancer/thunder_ax_series.html
以上
【本製品サービスに関するお問い合わせ先】
三井情報株式会社 通信・産業営業本部
TEL:03-6376-1116
e-mail:sales@ml.mki.co.jp
【京都産業大学へのお問い合わせ先】
京都産業大学 情報センター
TEL:075-705-1483
e-mail:info-cc@cc.kyoto-su.ac.jp
プレスリリース情報提供元:@Press
スポンサードリンク
三井情報株式会社の記事
その他の最新プレスリリース
- NTTドコモビジネス、米Gartner(R)社「Competitive Landscape: NaaS Communications Service Providers」に掲載
- 京葉銀行、伊藤忠丸紅鉄鋼、NTTドコモビジネスが地域の中堅・中小企業の脱炭素化を推進する連携協定を締結
- 株式会社仙台放送×(一財)京都府交通安全協会 「運転技能向上トレーニングBTOC(ビートック)」を活用して高齢ドライバーの安全運転寿命の延伸を目指す
- データサンドボックス技術を利用した処理実行環境「析秘TEE」の提供を開始
- 竹田健康財団とNTTドコモビジネス、地域医療の課題解決に向けた実証実験を開始
- 京都府における自動運転バスの実証実験に参画
- NTTドコモビジネスとメドレー、山形県における「へき地診療所等におけるオンライン診療モデル事業」の実証を開始
- 千葉大学病院とNTTドコモビジネス、炎症性腸疾患に関する日本初の革新的ePRO観察研究において有効性を確認
- ニレコ 元素分析、近赤外成分分析装置を取りそろえた分析デモルームを開設
- 住友生命とNTTドコモビジネス健康増進プログラム「Vitalityスマート」における対話型生成AIの効果検証を実施