混雑時間でも安定した通信速度を保つキャリア MVNOに新規参入したLINEモバイルは良好な通信速度を計測
図1:混雑時の快適度【写真詳細】
リーディア株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:雨ノ宮 裕一郎、サイト: http://leadea.jp/ )は、運営するスマートプラン.com( https://xn--zck4a6b0a1d2czc.com/ )で、携帯通信会社が提供しているプランを比較し、各ユーザーが最適なプラン選択をできるよう様々な情報を公開しています。今回はキャリア3社とMVNO(格安sim)提供会社の中から、9月に提供を開始したLINEモバイルを加えたMVNO主要8社の通信速度を測定し、その比較を行いました。
調査にはKDDI、NTTドコモ、ソフトバンクから販売されているGalaxy S6 edgeを用い、速度測定アプリ“Speedea( http://speedea.net/appli/ )”を利用して測定を行いました。
調査場所は、東京駅八重洲中央口とし、利用者数が多くもっとも回線が混雑するお昼の12時台と、比較的空いている14時台の2回に分けて試験をする形としています。
調査レポートページ: https://xn--zck4a6b0a1d2czc.com/digest/573g2tfv11
通信速度比較ページ: https://xn--zck4a6b0a1d2czc.com/graph/
<図1:混雑時の快適度>
https://www.atpress.ne.jp/releases/113462/img_113462_1.png
【測定結果】
測定を実施している12時台は回線が最も混雑する時間帯となっているため、全般的にこの時間の受信速度は下がる傾向があります。逆に言えば、この時間帯で快適に通信できるようであれば、1日を通して快適な通信が見込めると言い換えることができるため、その点に注目した測定結果を下記に記載します。
■良好な速度を計測した新規参入のLINEモバイル
2016年9月5日(月)よりサービスを開始したLINEモバイルが、混雑時間帯においても良好な受信速度(19.2Mbps)を計測し、上々の滑り出しをみせました。サービス開始直後の加入者数が少ない状態ということもあり、通信回線を利用しているNTTドコモと遜色のない結果を示していますが、今後の加入者数増加に伴い継続して良好な通信環境を確保できるかが課題となりますが、快適に利用できるMVNOとして期待を持てる結果となっています。
■安定した通信速度を計測した主要キャリア
7月の測定開始以降、主要キャリアは各社とも継続して安定した通信環境を確保しています。本結果はiPhone 7発売時に実施した山手線主要駅における通信速度実測調査結果からも同様にKDDIの受信速度の速さが目立つ結果となっています。
(iPhone 7における通信速度調査: https://xn--zck4a6b0a1d2czc.com/digest/faf6g8xw9x/ )
■主要キャリアとほぼ同等な品質を誇るUQモバイル/ワイモバイル
7月から測定を始めて以降、安定して良好な通信環境を維持しており、KDDI回線を利用するUQモバイル、ソフトバンク回線を利用するワイモバイルの2社ともに、キャリアと比較して遜色ない受信速度となっており、コストパフォーマンスの高さが伺える結果となっています。
■通信速度に改善がみられたIIJmio、低下傾向にあるFREETEL
混雑時の受信速度にてIIJmioの速度改善(7月:0.3Mbps、8月:0.9Mbps、9月:5.0Mbps)とFREETELの速度低下(7月:11.3Mbps、8月:2.1Mbps、9月:1.6Mbps)が目立つ結果になりました。
また、イオンモバイルは2ヶ月連続で混雑時1Mbps未満を計測(7月:1.4Mbps、8月:0.8Mbps、9月:0.8Mbps)、楽天モバイルについては3ヶ月連続で混雑時1Mbps未満(7月:0.4Mbps、8月:0.2Mbps、9月:0.7Mbps)とWebブラウジングも困難な状況が見える受信速度となっています。
<図2:受信速度結果(Mbps)>
https://www.atpress.ne.jp/releases/113462/img_113462_2.png
<図3:送信速度結果(Mbps)>
https://www.atpress.ne.jp/releases/113462/img_113462_3.png
*本資料は、実測データを元にした調査結果となっています。実測結果は測定時間や周囲の環境等の諸条件により変動し、また各通信会社ともネットワークの品質向上に日々取り組んでいるため、あくまでも取得時のデータです。
スマートプラン.comでは、携帯電話ユーザーが通信会社を選定する際に有益な情報を提供することを目的として、今後も様々なコンテンツを配信していく方針です。
【調査概要】
■通信速度測定内容
通信速度は“Speedea( http://speedea.net/appli/ )”アプリを利用し、同一場所で3回測定した平均値を本結果に利用しています。
■測定端末
利用端末は各社のGalaxy S6 edge(simロック解除済み)を利用し、キャリアアグリゲーション含め端末によって利用できない周波数等が出ないよう考慮し測定を実施しています。
■測定対象回線
ソフトバンク回線:ソフトバンク、ワイモバイル
KDDI回線 :KDDI、UQ モバイル
NTTドコモ回線 :NTTドコモ、FREETEL、イオンモバイル、OCNモバイル ONE、
楽天モバイル、IIJmio、LINEモバイル
■測定場所
東京駅 八重洲中央口 出口付近
■調査日時
9月26日(月)12時-13時及び14時-15時
【サイト概要】
サイト名: スマートプラン.com
URL : https://xn--zck4a6b0a1d2czc.com/
内容 : 携帯通信会社の料金/速度比較
プレスリリース情報提供元:@Press
スポンサードリンク
リーディア株式会社の記事
- iPhone 8/8-Plus発売開始当日の山手線の主要駅における通信速度実測調査を実施/通信速度はKDDI(au)に軍配
- サイトの読み込み時間から体感速度を確認できる Web応答時間測定アプリのAndroid版をリリース “WBS Checker / WBS Checker Light”
- 富士登山道(吉田ルート)におけるエリア・通信速度実測調査 エリアの広さ、受信速度ともに強さ際立つKDDI(au) 全域でLTEを利用した快適な通信を実現
- iPhone 6sにおける通信速度実測調査 竹芝桟橋~八丈島航路 平均受信速度ではソフトバンクがLTEエリアを広く確保しトップ エリアの広さではNTTドコモが優位
- iPhone 6sにおける首都高速、エリア・通信速度実測調査 iPhone 6sの「受信速度」はKDDI(au)がトップ WiMAX2+によるエリア展開で最大受信速度165.3Mbpsを記録
その他の最新プレスリリース
- 京葉銀行、伊藤忠丸紅鉄鋼、NTTドコモビジネスが地域の中堅・中小企業の脱炭素化を推進する連携協定を締結
- 株式会社仙台放送×(一財)京都府交通安全協会 「運転技能向上トレーニングBTOC(ビートック)」を活用して高齢ドライバーの安全運転寿命の延伸を目指す
- データサンドボックス技術を利用した処理実行環境「析秘TEE」の提供を開始
- 竹田健康財団とNTTドコモビジネス、地域医療の課題解決に向けた実証実験を開始
- 京都府における自動運転バスの実証実験に参画
- NTTドコモビジネスとメドレー、山形県における「へき地診療所等におけるオンライン診療モデル事業」の実証を開始
- 千葉大学病院とNTTドコモビジネス、炎症性腸疾患に関する日本初の革新的ePRO観察研究において有効性を確認
- ニレコ 元素分析、近赤外成分分析装置を取りそろえた分析デモルームを開設
- 住友生命とNTTドコモビジネス健康増進プログラム「Vitalityスマート」における対話型生成AIの効果検証を実施
- 「写真一枚」で設備点検業務の効率が飛躍的に向上